この土日の休みを利用して、プライベートで
関市にある祖母の家へ訪問治療に行きました。
最近購入した折りたたみベッドと共にいざ出発!
高さ調節もできるので、かなり使い勝手の良い相棒です^-^
さて実際に家について話しを聞くと、
整形外科で「変形性膝関節症」と診断されているとのこと。
Contents
変形性膝関節症の症状とは?
現在は整形外科へ通院し、定期的に膝へのヒアルロン酸注射とリハビリをしている。
3年ぐらい経つが痛みが引いていかない(注射したその時は良い)という状態。
ベッドに上向きで寝てもらい、膝の状態を確認すると
変形性膝関節症の方に多い、膝が曲がったまま固まってしまっていました。
上向きで寝たときには膝とベッドの隙間は、本来少しだけのはずなのですが
確認すると手の甲まですっぽり入るぐらい曲がっていました。
よくある治療が…
この状態だと、太ももの前の筋肉がかなり張って硬くなるので
硬さの確認のためにまず軽くほぐしてみました。
すると、「そこは整形外科のリハビリでもいっつもやってもらうよ」とのこと。
たしかにこの場所の筋肉をほぐすのはかなり重要です。
他にどんなことをしてもらっているか聞くと「それだけ」でした…
ここが硬くなってしまう「原因」までの治療はしていなかったようです。
変形性膝関節症の原因とは?
身体の全体の状態を確認すると
「骨盤が後傾」している状態でした。
「骨盤の後傾」はご年配の方に非常に多く
このような体のバランスのとり方をします。
もちろん、変形性膝関節症なので
膝の変形によっても曲がって固まってしまっているかもしれませんが、
変形していなかったとしても、骨盤が後傾してしまっている状態では、膝は曲がって固まってしまいます。
施術開始!
今回行った治療は、整形外科さんでもやってくれていた様な
「大腿四頭筋肉」の筋肉をほぐすのと、
骨盤の後傾を戻すように、骨盤の筋肉、太ももの後ろの筋肉、ふくらはぎ
の筋肉の治療を重点的に行いました。
その後また膝の曲げ伸ばしをしてもらうと
「治療前よりだいぶスムーズ!」
「さっきまでは、ここまで曲がらなかったのに!」
「痛みが減っている!」
とのことでした。
治療後に再度、上向きでベッドと膝との隙間を確認すると
治療前と比べてかなり改善していました。
(孫にやってもらっているという気持ちも作用しましたかね?)笑
しかし、膝関節症での変形というのもあり、完全にピンピンに伸ばすことはできませんでした。
が、変形は治らなかったとしてもこのように痛みを徐々に減らしていき
日常的に痛みを感じなくすることは大いに可能だと思います。
もちろん、1回の施術の効果は、初めのうちはすぐに戻ってしまうことがほとんどなので、
これから定期的に関まで訪問して治療をしていきたいなと思います( ^ω^ )